ビタミンCの誘導体は、1962年に美白系の化粧品の美白原料として水溶性のアスコルビン酸リン酸マグネシウムを合成し効果を発揮して登場し、色素沈着、肝斑(しみ)、雀卵斑(そばかす)を治療できる可能性が報告された。
その後、アスコルビン酸リン酸ナトリウム、アスコルビン酸2-グルコシド 、オイル状のテトラヘキシルデカン酸アスコルビル (VC-IP)、がグリセリン系のビタミンCの誘導体として登場してきた。ビタミンCにパルミチン酸を付加したVC-IPやAPPS、グリセリンを付加したGOVCがビタミンCの誘導体として登場して、肌の美白系の成分として、その効果が評価されている。
|